草枕

2011062121360000

夏目漱石 「草枕」

有名は冒頭の文句がきっかけで読んだ・・・

少なくとも最初から最後まで注釈も解説も。

でも、はたして読めたのかしらん・・・(^_^;)

 

温泉に入ってる時の文章抜粋。

 

片鱗を潑墨淋漓の間に点じて、

虬竜の怪を、

楮豪の外に想像せしむるが如く、

芸術的に観じて申し分のない、

空気と、あたたかみと、冥邈なる調子とを具えている。

六々三十六鱗を丁寧に描きたる竜の滑稽に落つるが事実ならば、

赤裸々の肉を浄酒々に眺めぬうちに神往の余韻はある。

 

ずーっとこんな感じなんで想像力総動員しつつ、

たまに音読して目と頭だけでは入りにくいとこに音で入る。

更には読み方が解らないから読みもいい加減なので滅茶苦茶となる。

 

それでも小学校のころ、理解できない教科書を無理繰り読んでるようで

けっこうおもしろかった。