図書館戦争 有川浩

図書館
学校図書館だと
小学校ではたまぁ〜に借りた。
ノーベルとか江戸川乱歩とかキャプテンフューチャー。
ダイナイマイトの作り方読んで
うどん粉と炭を混ぜて燃やしたっけ・・。
(よく燃えなかったけど)
中学校は、図書室に入ったことない。
高校は図書室なかったと思う・・・。
(氏家高校卒の人に怒られるな、ない訳ないじゃん)
まあ、高校入試ん時に駅東にある市立図書館の学習室には通った。
勉強しに行くんだけど、
実際は雰囲気だけで、勉強してるような安心感を求めてたんだと思う。
でも、涼しくて静かで快適だったのは覚えてるな。


あの椎名誠とか活字中毒目黒考二の「本の雑誌」で1位だもんネ
案外テキトウに順位決めてんだろうけどネ・・・そういうとこ好き

紀伊国屋書店で村上春樹新訳のロンググッドバイ(チャンドラー)探してたら、
女子高生みたいのが「あ〜これ読みたかったのぉ〜」っていってるのを聞いて、
思わず買ってしまった。
(別に女子高生に興味があった訳じゃない・・・たぶん?)

いやぁ〜おもしれ〜
不適切な表現を取り締まるメディア良化法っちゅうのが出来て、
街の書店はそのメディア良化Gメンみたいのに取り締まられて、
面白い本でもいい本でも子供の絵本でもメディア良化委員に狩られていく。
そんなんじゃ、優等生の本しかなくなっちゃうべえって立ち上がったのが公立図書館。
陸軍士官学校みたいな訓練所で鍛え抜いた本が大好きな図書防衛員が
メディア良化法と戦い本を守る・・・・。
そこに解かりやす〜い古典的なラブコメがちょびっとあったり・・・、
なるほど、女子高生が読むわけだ。

1.図書館は資料収集の自由を有する。
2.図書館は資料提供の自由を有する。
3.図書館は利用者の秘密を守る。
4.図書館はすべての不当な検閲に反対する。
図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る。

クリック
これはホントの図書館の宣言なんだけど、とってもかっこいい。
フィッシャーマンズモータースの経営理念はこっからパクろうっと
(もう10年以上営業してるのに経営理念が出来てない
ちなみに「図書館戦争」の目次はこのまんま。
こういう解釈って大好き!

今度市立図書館でも遊びにいって司書さんでも観察してみるべ。
実はみんな図書防衛員だったりして・・・。