ふれあいビーチが火災!

2月5日(日)14:30頃宇都宮市桑島町?の鬼怒川ふれあいビーチで河川敷火災発生!
我が宇都宮市消防団平石分団第2部にも出動要請があり緊急出動しました。
この時季の河川敷火災はカラカラに空気も藪も乾燥しているので
ちょっとした風であっという間に炎が燃え広がるので結構やばいのです。
勢いよく消防車のサイレンを鳴らして5分で現場到着。
消防本署と地元瑞穂野分団がすでに放水しまくっていて
もうすぐ鎮火と思われたが風向きが一転し、南に炎が走り出した。
先発隊は東側の鬼怒川本流を水利(放水する為の元になる水のこと)としているようで
南側には届かない様子。近くに水利がない・・・。
本署の指示で土手の東側の消火栓を水利として
約500メートル、ホースを延長することになった。
延長しすぎると水圧が落ちるので200メートルに1台づつ小型ポンプで中継する。
第一中継を平石1部がそして第二中継を私たち平石2部が担当。
結局、炎はさらに南に走っていてもう1台瑞穂野3部が中継して
最終的に消火栓から1キロメートルくらい延長したんじゃないかな?

うちの消防車。延長ホースの先は遠くて見えない。
「放水はじめ」(右手を耳にくっつくように真上にあげる)と
「放水やめ」(右手を真横90度にあげる)が交互に伝達されてくる。
1度目の「放水やめ」でポンプのバルブを閉じたらポンプ内部から水が吹き出た。

いつもきちんと整備してるのに・・なぜに?
まあ、でも放水をはじめると吹き出す勢いが弱まるし圧力も上がっているので
多めのオーバーフローなんだと思う・・・。
吸入側の圧力が高すぎるのかも・・・?
そんな心配しててもしょうがないし中継続行。
ちょうどそのころヘリコプター登場!

消防航空隊のヘリ。なんかドキドキした。
たぶん、ビロ〜ンとぶらさがっているホースで川から水を吸い上げるのだと思う。


ピンポイントでドブあぁーっと放水。すっげー!

約2時間で鎮火。
南北に780メートル東西で280メートルって無線でいってた。


まさに焼け野原・・・
みなさん、火の取り扱いにはこの時期特に気をつけましょうね。