「茶色のさかな達」

釣行日:2002年5月22日(水)
釣り場:日立沖堤防
天 気:晴れ
同行者:タケ O山 メグ ノブ


 今回は水曜日休みの連中が集まり、またまた沖堤に釣行。平均年齢30歳くらいの5人。おのおの狙いの魚は特になし。食えるもんなら、なんでもOKだ。(もちろん、ドンコも食べる。)ネッツのオー山とジャフのノブは久しぶりの釣りらしい。何か釣れるといいのだが・・。朝、3時にフィッシャーマンズモータースに集まり、エスティマで5人でくるはずだったが、ネッツのタケが前日のみすぎたらしく来ない。ケータイも不通で仕方なく4人で出かける。ちなみに、朝早く集まるのが苦手な俺らのオキテとして、遅刻した人は他のメンバーの朝飯をごちそうしなければならない。というのがいつ頃からか定着している。このオキテは少人数ならまだいいのだが、10人以上の集まりになると、けっこうヤバイ。だから、遅刻するやつがいてもほとんど怒る人はいないのである。逆に遅れそうな人は命ガケで集合場所まで走ることになる。
  5時少し過ぎに日立フィッシングセンターの船で沖堤に到着。テキトウにほのぼのとみんな釣り始めた。ぶっこみを1本ぶん投げておいてエビ仕掛けで穴釣りが基本パターンみたいだ。

最初にノブが穴でドンコを釣った。ひさびさの釣りなので嬉しそうだ。バックスのメグも穴釣りでソイを上げる。25センチのまあまあの型。

6時をまわっても俺とオー山にはまだアタリもない。まあ、いつものことなので気にはならないのだが7時ぐらいになって、飲みすぎのタケが登場。 「なんだ、全然釣れてないんだ。ゆっくり眠れてよかった。」と一言。これには結構むかついた。あとでたっぷり遅刻のペナルティーをごちそうになることを思い浮かべ、とりあえず釣りに集中。

 タケは浮き釣りで黒鯛ねらいらしい。もちろん、まだクロダイが釣れた事はない。が、しかし、その直後タケのおたけびがあがった。「来たあ!本命だあァァァ。」一同振り返ると、たけの細長い竿が弓なりになっている。くやしいけど、少し嬉しいので、いそいでタモの準備をしながらかけよると、まだ魚の姿は見えないが、強烈な走りを必死にしのいでいる。「ゆっくりやれよっ!」と声をかけながらみんなで見守る。ほんのちょっとして、魚が見えた。あれぇ?でかいけど細長い?スズキかな?っとタケ。



タモにおさまったのは、なんとりっぱなマルタだったのでした。一同、がっかりしながらも、ニンマリ。

「食おうと思えば食えるんじゃない?」
「そうだなぁ。ぶつ切りでカラアゲにしてあんかけかな?」
「おっ、うまそうだなぁ、まあ、おれは食わないけどな」
「うん、俺も食べなくてもいいや」
「小骨がね、やわらかくて細くて、のどにすごく刺さりやすいのだねぇ」

そんな会話をひとり聞いていたタケは素直にリリース。魚の種類はなんであれ、その大きさと牽きにけっこう満足したようだ。ちょっと、羨ましいかも。

 その後、オー山さんのぶっこみのスズがジャンジャンジャンと鳴り、でっかいアナゴを釣り上げた。
ぶっとい、しっかりとした60センチくらいのやつだった。ノブが穴釣りで変なぶよぶよした魚を釣った。ハリスが体に巻きついて、なんとも気持ち悪い。釣魚図鑑で見た事がある。たぶん、ギンポだ。全体てきに黒いから、ダイナンギンポだと思う。 「食えるの?」っとノブ。


もちろん、食った事はないのだが、その本には意外と美味。と書いてあったような気がしたので、思い切ってお持ち帰り。誰がたべるんだろ?

そんなこんなで、やっと俺にもアタリ。
あんまり大きくないけどアイナメが釣れた。
自分も嬉しかったが、他のみんなもほっとしたらしい。誰か1人だけ釣れないっていうのはあまりよくない。釣れて良かった。その後は、チョコチョコだが、穴釣りでソイとドンコがみんなそこそこ釣れ続き、午後一時納竿。 なんか、茶色い魚ばっかりであった。





本日の5人の釣果
ドンコ15匹くらい アイナメ 20〜28�a4匹  ソイ18〜26�a6匹 アナゴ1匹 海タナゴ1匹 アジ4匹ギンポ 30�a 1匹 (これが天ぷらで食ったら、すっごくうまかった。またギンポ釣りたいな)