「夏はやっぱり夜釣りだな」

釣行日:2002年8月6日(火)
釣り場:ひたちなか港
同行者:旺ちゃん 小田切さん


お盆前の休日前夜。仕事をザックリと片付け、夜釣りに出かける事にした。ずっとまえから、夜の釣りをしてみたかった旺ちゃんは眼をキラキラ輝かせ、「タチウオ、アナゴあたりかな?ひょっとしたら、イカがいるかも?」などなど、やる気バッチリだ。夜の海は恐ろしいので天気予報で波の高さをチェック。1.5メートルから2メートル。大丈夫だろう、たぶん・・・。釣り場をどこにするかが問題だった。実は、しょっちゅう釣りに行ってる割には、レパートリーが少ないのだ。ほとんどが、日立港の沖堤か新堤。たまに磯崎漁港、大洗港。以上なのだ。せっかくの夜釣りなので、安全で、いろいろ釣れそうな所に行きたい。思い切って、噂の?ひたちなか港に決めた。しかし、行った事ない所にいきなり夜行くのは心配なので、先月お世話になった、Ju茨城の先輩のイーストジャパンの小田切さんにTEL。先輩はなんと、ひたちなか市の住人なのだ。駐車場の位置、堤防への行き方を教えていただたが、どうも、よくわからない。そしたら、先輩はやさしかった。なんと、同行してくれたのだ。うれしいなあ。7時に駐車場で待ち合わせ、堤防へと歩き出した。10分、20分、あれ?まだですか??へとへとになりつつも30分以上歩き続けると、釣り人がぽつぽつと見えてきた。堤防の先端まではどうやら1時間くらい掛かるらしい。帰りも辛いので、先端はあきらめ、適当な場所で夜釣り開始!旺ちゃんは電気浮きにオキアミで浮き釣り。俺は、ブッコミを2本用意し、イソメとサンマの切り身でぶっこんでみた。さらに、電気浮きにコマセ籠をつけ、サビキを一本投入。小田切さんによると、タチウオは今年は少なく、トビウオがけっこう釣れてるらしい。たまに、ヒラメもあがるけど、まあ、いつでも釣れるのはアジみたいだ。30分位経過したが、反応がない。まあ、いつものことだけど、今日は夜釣りだぜ?浮きはズボッっと、鈴はジャンジャン、魚がドバドバっと来るはずじゃなかったの?ブラクリに豆アジ?をつけてヘチで遊んでいた小田切さんに旺ちゃんが呼ばれた。 ビクビクっとアタリがあるらしい。反応のない浮き釣りをぶんなげ、旺ちゃんも豆アジでブラクリ開始。(地元の人はブラクリに豆アジが普通なのかな?)アタリは明確にあるのだが、掛からない。やはり、エサが大きすぎじゃないのか?間もなく、旺ちゃんにより、そのアタリの正体が解った。なんと、アナゴが釣れたのだ。しかも、デカい、太い、長い・・・ちょっと気持ち悪い。
旺ちゃん感激!今日、初の獲物。久々の大物(長物)。しかも、ブラクリでアナゴ。普通、ブラクリで釣るのはアイナメとかメバルとかソイなんかの根魚でしょ。でも、ヒラメが掛かった話もあるしきっと、そこに魚が居ればなんだって釣れるのかも。「アナゴってどうやって食べる?」と、旺ちゃん。「てんぷらか蒲焼きだな」と答えながら、さばいたことがないのでちょっと心配だった。家に、目打ちあったかな?その後、11時をまわったころ小田切さんご帰宅。
本当にどうもありがとうございました。栃木の川や湖にいらっしゃる時にはご案内させてください。それから、ようやくアジが回遊してきたらしく、旺ちゃんが浮き釣りでポツポツと15〜20センチのアジを釣りだした。午前0時ごろから、反応のなかったブッコミの鈴も鳴り出した。石持ち(ニベ)がダブルで釣れた。入れ食いモード突入のようでブッコミ直後に鈴が鳴る。しかし、掛からない。エサが大きいのか、合わせが早いのか、釣りの腕がわるいのか?それでも、ブッコミでジャンジャン鈴が鳴るのはとっても嬉しい。なんとか、アナゴが掛かった。旺ちゃんがさっき釣ったほど大きくないけど、50センチ以上はある。ボケッとしていた旺ちゃんの竿がガガガッと海に落ちそうになり、ギリギリのとこで間に合った。デカそうだ。上がって来たのは30センチくらいの大アジだ。それから、大アジを3匹追加し、AM2:00、納竿。帰り道がひたすら遠かった。途中、2回休憩。車に着いたのは、3時近かった。
旺ちゃんは車に乗った瞬間、熟睡。寝顔が満足そうで、俺も嬉しかった。




   本日の釣果。
    真アナゴ  2匹(50〜75)
    大アジ 4匹(25〜28)
    中アジ23匹(15〜22)
    石持ち 3匹(24〜30)
    ドンコ 1匹(25 cm)