釣行日:2002年5月1日(水)
釣り場:奥日光 湯の湖 解禁
天 気:くもり
同行者:旺ちゃん
カワマスの模様。
毎年、5月1日に解禁を向かえる、奥日光の山上湖「湯の湖」
ありがちだが、子供の頃は、お湯で出来ている湖なのだと思っていた。(・・;)
もちろん、そんなはずはなかった。
(゜O゜)\(–; ォィォィ当たり前!
1日の解禁日はボートの予約が殺到し、すごい競争率なので 数年前から日光湯元温泉の旅館の宿泊客優先で予約をとるようになったので、 前日の夜は休暇村日光湯元に泊まる。
ボートハウスから、それほど離れていない所でアンカーをぶち込み いよいよ釣り開始だ。 旺ちゃんは、ルアーを投げ始める。
1投目でアタリがあったが、フッキングせず。 自分はのべ竿でエサ釣りの準備をする。普通の浮き釣り仕掛けのオモリの上に 海釣りで使うサビキのトリック仕掛けを結び、オキアミを付け 下針には、ハチの子をつけ、棚はヒメマスねらいなので、3メートル位 とった。
旺ちゃんのルアーにアタリ。25センチのニジマス。 とりあえず、魚の姿が見られたので、2人でホッとする。
浮き釣りには反応がない。浮きが100円の、玉 浮きだからなのか? なんて思っていると、マスらしい「チョコ・チョコッ・ズボー」っと玉 浮きが沈んだ。 20センチちょっとのニジマス。これで、2人ともボウズをのがれた。よかった。 ルアーに立て続けにヒット。魚は表層にいるらしい。エサ釣りのタナを2mにした。
玉浮きが一気に消しこみ、重量感はないが、すごいスピードで魚が走る。 ヒメマスの走りだ。ヒメはとにかくよく走る。しかも口が著しく弱いので、 やさしくやり取りをしなければいけないのだ。 20センチ強のヒメマス。ハチノコを食っていた。 群れが来ているのだろう、オーちゃんのルアーにもヒメマスが来た。
見ていて解ったが、ヒメマスはフッキングすると、こっちに向かって走るようだ。 ラインがたるまない様に気をつけて取り込んでいた。たいしたもんだ。
このヒメマスは、後で計量してもらったら28センチあった。大物だ。 湯の湖のヒメは、大きくても30センチくらいなのだ。 これが中禅寺湖だと、40センチを楽に越えてしまうらしい。
それからしばらくアタリが止まった。 ルアーを白/ピンク系5グラムのスプーンからオリーブ系3,5gにチェンジ。 表層から中層に狙いを替え、さらにゆっくりとリールを巻いている。 エサ釣りのほうは、ポツリポツリだがヒメマスが釣れている。 オキアミにもたまに掛かって来るようになった。
「来た!」
となりでオーちゃんがボソッと言った。 ウルトラライトのロッドが満月みたいにしなっている。待望のビックトラウトか? ゆっくり、丁寧にやりとりをしている。
無理は禁物だ。 だんだん魚が近づいてくる。
見えた。デカい。
50センチオーバーかも・・・。
玉アミですくおうとすると、まだ元気いっぱいで、ドラグを鳴らして潜る。 竿の弾力をちゃんと使っている。ラインをつかもうとしない。たいしたもんだ。 魚にたっぷり空気を吸わせ、無事に取り込み成功。 48センチのニジマス(ヤシオマス)だった。 (あとで計量 してもらった) やっぱり、でかい魚はかっこいいし、美味しいし、釣れると嬉しい。
AM8:30ころ、朝飯を食う為にホテルにもどり、ついでに温泉につかる。 日光湯元温泉のお湯は真っ白でゆで卵のにおいがすごい。体によさそうだ。 10時頃から釣り再開。 毎年そうなのだが、これくらいの時間からはシビアな釣りになる。 オーちゃんもルアーを諦めエサ釣りにした。8gのスプーンをオモリの代りにして、 その下にハリスをつけマスバリの1本針にハチノコで攻める。 底すれすれのフカセ釣りのようだ。 ずっとアタリなし。やっぱり温泉につかってのんびりしてたのがいけなかったのか?
今日は解禁日なので、ちょっとした釣り大会があり、12時から漁協が来て計量 して、 ニジマス、ヒメマス、カワマス、ホンマスの種類別 に一匹の大きさによって、 上位5位まで表彰してくれるのだ。
12時をまわり、そろそろ計量に行こうといていたら、ひさびさのアタリがきた。 オーちゃんがスプーンオモリ仕掛けでカワマス(ブルック)を釣り上げる。 生れて初めてのカワマスなので、じっくり観察する。 イワナに似ているが白い斑点の中に朱色の点があり、背中がサバみたいだ。 歯が他のマスよりギザギザしている。 結局、これが最後の一匹となり、計量 に持ち込む。 残念ながら、今年も、上位入賞はのがしたが、旺ちゃんと二人 とても楽しい釣りだった。
●本日の釣果
ニジマス(20cm〜48)7匹、ヒメマス(18cm〜28) 8匹
カワマス(23cm)1匹
本日の釣果